「顧みられない熱帯病」を中心とした疾患・感染症を対象に支援活動を行う特定非営利活動法人クローバーヘルス・インターナショナル(以下、「クローバーヘルス・インターナショナル」)は、1月30日に開催される「世界NTDの日ウェビナー」にZoom経由で参加が可能であり、また、同法人の理事長である四津里英もパネルディスカッションのパネリストとして参加することを発表いたします。

世界NTDの日とは
顧みられない熱帯病(NTDs)は、世界で15億人以上が罹患している多様な疾患群です。これらの病気は、主に熱帯および亜熱帯の気候条件で蔓延しており、主に生活条件の悪い人々に影響を与えています。皮膚関連の顧みられない熱帯病(NTDs)、または、皮膚NTDs(Skin-NTDs)とは、皮膚病変という共通の特徴を持つNTDsのグループを含む、最近作られた用語です。世界保健機関(WHO)は、ハンセン病、マイセトーマ、皮膚リーシュマニア症など、少なくとも12の皮膚疾患を皮膚NTDsとして認定しています。 2020年から毎年1月30日を「顧みられない熱帯病(NTD)の日」とし、NTDsの撲滅、意識向上、行動促進を目的として、NTDsを取り巻く地域のリーダー、グローバルヘルスの専門家、政策立案者が一堂に会します。
今年も「Unite, Act, Eliminate.」をテーマに、世界各地で顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases:NTDs)の制圧に向けた活動が展開されています。本ウェビナーは、日本実行委員会主催のもと、NTDsへの理解を深め、その制圧に向けた行動を促進することを目的としています。
詳細およびチケットの申し込みは下記「世界NTDの日」公式ページをご覧ください
「世界NTDの日」公式ページ:https://worldntdday.org/
【ウェビナー概要】
日時:2025年1月30日 17時30分〜19時00分
形式:Zoomウェビナー
申し込み先:https://world-ntd-day-2025.peatix.com/
なお、最終調整中のため一部プログラムが変更となる場合があります。
1. 世界NTDの日に合わせたビデオメッセージ
〈登壇予定者〉
- 厚生労働省大臣官房国際課 国際保健・協力室より
- 公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金 CEO・専務理事 國井修氏
2. 第二回顧みられない熱帯病コンテスト 表彰式
一次審査、SNS審査(A部門のみ)、最終審査を通した厳正なる審査を通過した受賞者たちを称えます。それぞれの作品ではNTDsの認知度向上と制圧に向けた創造的な取り組みが盛り込まれていました。
詳細についてはこちらをご確認ください。https://www.ntds-youth-japan.org/our-project/contest/
今回は、ユース世代と専門家で作り上げる対話型パネルディスカッションという形式で、皮膚に関連する顧みられない熱帯病(Skin NTDs)をテーマに深掘りしていきます。また、ウェビナーの参加者からの質問やコメントも受け付けるなど、双方向的なディスカッションを予定しています。
〈専門家〉
- 四津 里英氏(チュレーン大学/クローバーヘルスインターナショナル理事長)
- 三條場 千寿氏(東京大学)
〈ユース世代〉
- 酒井 郁弥氏 (琉球大学熱帯医学研究会)
- 第二回顧みられない熱帯病コンテスト受賞者から数名
〈モデレーター〉
- 近藤 裕哉氏(一般社団法人NTDs Youthの会 理事)
主催者情報
【主催】世界NTDの日2025・日本実行委員会
【事務局】一般社団法人NTDs Youthの会
【構成団体】公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)、日本製薬工業協会、長崎大学熱帯医学研究所/日本顧みられない熱帯病アライアンス(JAGntd)、特定非営利活動法人SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)
【協賛】公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)、日本製薬工業協会、特定非営利活動法人SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)、公益財団法人 大山健康財団、長崎大学熱帯医学研究所/日本顧みられない熱帯病アライアンス(JAGntd)
【後援】外務省、厚生労働省
皆様のお力をお貸し下さい
NTDsは通常、低所得国および中所得国の公衆衛生上の問題とみなされており、また皮膚病は多くの場合生命を奪う疾患ではないため、先進国ではほとんど注目されておらず、支援を受けられていないのが現状です。先進国では既に治療法が確立しているにも関わらず、未だ多くの罹患者がNTDsで苦しんでおり、同時に皮膚病は病変が視覚できるため、謂れのない偏見や差別を生涯に渡って受けていることも事実です。
クローバーヘルス・インターナショナルは、「顧みられない熱帯病」など開発途上国に蔓延する感染症に罹った患者の早期診断・早期治療を目標に掲げ、発展途上国でも診療管理や遠隔診療に利用のできるスマートフォンのアプリケーションを開発し、データ収集や研究に努めてきました。
令和5年6月現在、コートジボワール、ガーナの協力により、2,197名 3,486件の診療経過情報を集める事が出来ています。その多くが、後遺症発症前の早期診断の段階で治療導入ができた症例になります。
患者さん一人一人が疾病を克服し、元の生活に戻ることができ、疾病の為に失われそうになっていた様々な人生を取り戻すことが出来て、はじめてその疾患を根絶することができたといえます。我々の開発しているシステムは、大きな枠組みの疾病対策の中では見過ごされがちな、一人一人の幸福を取り戻すことを最終的な到達目標としています。