Skin-NTDs and World NTD Day Celebration 2024
「顧みられない熱帯病」を中心とした疾患・感染症を対象に支援活動を行う特定非営利活動法人クローバーヘルス・インターナショナル(以下、「クローバーヘルス・インターナショナル」)は、1月26日にネパールで開催される「顧みられない熱帯病」国際イベントにZoom経由で日本からも参加が可能であり、また、同法人の理事長である四津里英もプレゼンテーションに参加することを発表いたします。
開催日時
2024年1月26日 21:15-22:45(日本時間)
主催
ネパール政府保険人口省(LCDMS)
ネパール皮膚科・性病・ハンセン病学会(SODVELON)
世界保健機関(WHO)
国際皮膚科学会連盟(ILDS)
後援
Rare Skin Disease Nepal(RSDN)
The NTD NGO Network Skin Cross Cutting Group(NNNSCCG)
特定非営利活動法人クローバーヘルス・インターナショナル
参加費
無料
アジェンダ
※当日内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
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Topic
Presenter
Affilications
Time
1
Welcome
Dr. Niraj Parajuli
General Secretary, SODVELON
Senior Consultant Dermatologist, Ministry of Health and Population, Nepal
4 mins
2
Introduction to Skin-NTDs and integration: A way forward
Dr. Rie Yotsu
Chair, NNN Skin NTDs-cross cutting group
Board Chair, Clover Health International
Associate Professor, Tulane School of Public Health and Tropical Medicine
7 mins
3
Skin-NTDs towards control and elimination: Concerns from a dermatological perspectives
Dr. Niraj Parajuli
Senior Consultant Dermatologist, Ministry of Health and Population, Nepal
General Secretary, SODVELON
7 mins
4
Lessons learnt from Nepal: Integration of Skin-NTDs
Dr. Rabindra Baskota
Member, Technical Advisory committee, Leprosy
7 mins
5
Skin-NTDs: The diagnostics difficulties
Dr. Suwash Baral
The Leprosy Mission Nepal
7 mins
6
Q&A
ALL
7 mins
7
Video message
ALL
15 mins
8
Resistant dermatophyte infections: A looming problem
Dallas Smith
CDC (USA)
7 mins
9
SkinApp – tool for capacity building for health workers
José Postigo
WHO, Medical Officer
7 mins
10
WHO Working Groups
Kingsley Asiedu
WHO, Medical Officer
7 mins
11
Capacity building in dermatology and skin NTDs / updates from the field
Claire Fuller (video message)
Chair, International Foundation for Dermatology
7 mins
12
Q&A
ALL
5 mins
13
Next steps and closing
Dr. Rudra Marasini
Prof. Dr. Saraswoti Neupane
Director, EDCD, MOHP
President, SODVELON
5 mins
参加申し込み
※下記フォームに必要事項をご記入下さい。フォーム送信後、イベント参加用Zoomのリンク、ID、パスコードをメールにてご連絡いたします。
★は必須項目です。
皆様のお力をお貸し下さい
NTDsは通常、低所得国および中所得国の公衆衛生上の問題とみなされており、また皮膚病は多くの場合生命を奪う疾患ではないため、先進国ではほとんど注目されておらず、支援を受けられていないのが現状です。先進国では既に治療法が確立しているにも関わらず、未だ多くの罹患者がNTDsで苦しんでおり、同時に皮膚病は病変が視覚できるため、謂れのない偏見や差別を生涯に渡って受けていることも事実です。
クローバーヘルス・インターナショナルは、「顧みられない熱帯病」など開発途上国に蔓延する感染症に罹った患者の早期診断・早期治療を目標に掲げ、発展途上国でも診療管理や遠隔診療に利用のできるスマートフォンのアプリケーションを開発し、データ収集や研究に努めてきました。
令和5年6月現在、コートジボワール、ガーナの協力により、2,197名 3,486件の診療経過情報を集める事が出来ています。その多くが、後遺症発症前の早期診断の段階で治療導入ができた症例になります。
患者さん一人一人が疾病を克服し、元の生活に戻ることができ、疾病の為に失われそうになっていた様々な人生を取り戻すことが出来て、はじめてその疾患を根絶することができたといえます。我々の開発しているシステムは、大きな枠組みの疾病対策の中では見過ごされがちな、一人一人の幸福を取り戻すことを最終的な到達目標としています。